ネタバレ感想 12人の死にたい子どもたち

※映画のネタバレが大部分です

偏見で物を言います。苦手な人はやめておいてね。

言葉遣いがよくないから気をつけてね。

こんな丁寧な言い方しないからね。

この語尾のね、腹立ちません?ねぇ。

 

自己紹介が苦手なのでしなくていいですか?しません。

 

12人の死にたい子どもたちを観に行ってきました。原作が良いと聞かされていたのでかなり期待度は高かったです。ウヒ〜〜楽しみポヨ〜〜〜〜〜〜〜〜テンションマックスボルテージくらいのノリで観にいきました。全て間違い。

 

思いついたまま書いていくので流れがおかしくても許してね。何かを生産して公開したもの勝ちなので。

まず予告がおかしい。動画の最後に殺さないでって言うとこらがあったけどそんなシーンないし本質やテーマとかけはなれてる。脱出の要素もないし…。ソウ子ども版みたいなの予想して来た人は絶対え〜〜ってなる。自分は幸い原作を呼んだ人間と一緒に行って、予告を見たときにこれ違うよと言われたのでそっか〜〜(納得)と思ったけど予告で来た人間には酷だろうなって感じ。

音響とかもにわか知識で言いたいから言うね。(にわか)音の1つ1つはいいものが多いんだけど入れる場所がとにかく多い。無音に親でも殺されたのかってくらいあれは(どんな状況?)そのせいで場面1つ1つの緩急がつきにくくなってる。入れ方も良く言えば王道、悪く言えばありがち。特にラストの手を挙げるとかではいるピアノっぽい音楽とか。ここから感動に持ってこうとしてるんだなってのがあからさますぎて冷めてしまった。もったいね〜。最後の方の雷鳴るところ、光った後に音がなるのリアル志向!マル!って思ってたのに段々雑になってきて音と光が同じになりはじめるし。雷が近づいてきてるってこと?それならあんなにすぐ晴れて快晴になるの違和感って感じだな。自分にはちょっとわからん。もうちょい無音のシーンがあったらもっと緊迫感が出たのかな。だって廃病院だぜ?廃病院のイメージなんて無音無音無音に靴の音が響くとか誰かの叫び声が聞こえるとかそんなものじゃないの?せっかく廃病院ってだけでホラー的先入感があるからそこを活かしたらよかったのかな〜とは思った。知らんけど。

はじめの方のカメラドローンかな?貧乏性なせいで上空からの撮影とかあるとめちゃくちゃ金かかってんなって思ってしまう。上空からの撮影があるってだけで期待したらダメだぞ!カメラワークはまぁまぁ良かった。違和感がない程度。でもここに魂を込めました!構図に殺されろ!みたいなシーンは感じとれなかったかな…。全部必要だからこうしたみたいな合理的なカメラワーク。

伏線とかトリックとかはわかりやすくて良かったんじゃあないかな。はじめてのミステリー!みんなへいわ!。まぁここは元が小説だしって感じ。トリックが良かった分後の展開に期待をしすぎてしまった。ま、まさかひとりの説得で全部解決するとは思わないじゃん…。

ほんとラスト…ラストお前それでいいの?もうすぐ死にそうな男に生きてみたいと思ったって言われて心変わりするようなものなの?まぁ5番は心変わりをしたんだなって思ってよしとするじゃん。でも他の奴らはそのあとの人生があるんでしょ?いじめとか、ヤ…に狙われてるとか、生きてるのがいいなって思ったからって解決できるものではなくない?5番は本人の心持ち次第だけど2番とか4番とかは他の人間が関わってるじゃん。死ににくるってめちゃくちゃ覚悟がいることだと思うんだけど…。みんなそんな軽い感じでイインスカ…。どうせやっぱ無理ってもう一回自殺しようとするのがオチだと思うんだけど…。2番を例に挙げるけどいじめって今までやられっぱなしで心折れてたけどなんだかんだあって生への執着を取り戻した!やった!解決!じゃないじゃん。いじめている人間って本人がどう思っても関係ないじゃん。自殺するレベルのいじめだよ?個人的に2番が好きなので後でそんな…心折れて欲しくない…最悪の上げ落としだよ…。原作ではそこもちゃんと描かれてるらしいんだけどいや……そこもちゃんと表現して……っておもた。おわり。

テーマがわかんない。テーマとは(哲学)自殺はダメだよ!なの?何か違くない?何を伝えたのかが全く来なかったのであんまり…だったのかな…。本当にテーマが自殺ダメ。絶対。だったら流石に表現方法が稚拙くない?。(くない、JKぽいので使ってみたかった)終わりが駅によくある理想全開のみんながいるよ☆的自殺啓発ポスター感がある。自殺を扱うにしては平和すぎる終わりなんだね。(?)テーマふつうに知りたいので教えてください有識者。あ〜なるほど!ってなったら素直に負けを認めます。

一番の問題ってキャラたちに魂とか何かをする情熱とか信念がないことだと思う。これは持論なんですけれど、作品で誰かが死んで感動するのってその人間に何かをしたいという意思があってそれが途絶えてしまうのが悲しい、てのが大部分だと思っているんじゃがこの作品の人間たちは死にたい以外に何がしたいがないんだよな。だったら死ぬべきじゃない?って思ってしまう。最終的に何がしたいを見つけてそれが明確に示されてる人間、半数もいない。最後まで自分の意思を自分の力で貫いた人間がいないの物語としてどうなのか。知らんけど。自分が好みじゃないってだけの問題なのかな。エーそうなの?悲しっ。やりたいことが結局できなかったけどハッピーエンドって逆にすごくないですか?まぁ2時間で全員に感情移入させて、全員の掘り下げをすること自体が無茶だったのかもね。6人くらいだったらちょうどよかったんじゃない?ヘルペス告白の時の引き気味の君もだよ、絶対思ってね〜と感じた。役者の問題?

なんかみんな子どもっぽくないし、子どもという設定を活かしきれてない。大人が混じってても違和感ないしな…。タイトルにするほどなんだからもっと理由が欲しかった。未成年喫煙3人ふつうにおもしろい。みんな審査制創作企画のキャラみたいな感じがする。(オタバレですよ!)

ボロクソ言ってるけど一応みれるものにはなってるんだよ。だからこそ始末が悪いんだけど…。なんともいえない映画になってる。どうしたらいいねんこれ。3年A組とおんなじかんじ。

描けてない部分がめちゃくちゃに多い。6話くらいのドラマだったら面白かったのかな。多分。知らんけど。

 

まぁ自分はそんな感じでした。憂いていることは友達に感想をせがまれた時にこんな愚痴を言うのはダサなので嫌だからちょっと俯いて髪をかきながら「う〜ん、自分には合わなかったかなぁ…。」ってド・イキリインキャみたいなことをしなければならぬことです。草。

 

4/10 くらいかなぁ〜。評価。知らんけど。

 

ゴミの文章に付き合ってくれてありがとうでしたね。サイナラ〜。